「個人経営の飲食店を開業するには?飲食店を始めるには?」をテーマに書いているブログです。

 私のお店は、嫁と二人でやっております。アルバイトもパートも雇っていません。大変ですが、不況には強いです。

 よく言われることですが、人件費が一番かかります



 先日、テレビで、一人または夫婦で飲食店を切り盛りしている方のドキュメンタリーをやっていました。

 職種はラーメン屋、パン屋、弁当屋など様々でしたが、やはりみな大変そうでした。少ない人数で、まっとうに商売をするということは、自分でやらなければいけない仕事が多いということですから。

 その中にテイクアウトの焼き鳥屋さんを一人でやっている方がいました。

 その方は1本60円の焼き鳥を毎日2000本売るんです!

1本60円!安いですよね。でも2000本売ると、1日で12万円の売り上げです!!

 単純につき25日営業で、月商300万円!年商3600万円!!です。

 すごいですね!

 でも、簡単なことではないと思います。この方は、毎日2000本売れるまでは夜中の1時まででも店をやるといいます。

 しかも、国産の鶏にこだわり、毎日2000本分の肉を切り、串に刺し、下焼きをし、開店してからは本焼きをしながら、接客もこなすんです。

 仕込みはそれこそ大変です。6時間以上休みなしで、ひたすら焼き鳥の準備、準備、準備です。

 誰にでもできることではないと思います。

 「誰にでもできることではないことをする」のが個人店の強みなのだと思います。

 もちろん、個人経営の飲食店を開業するのは、お金のためだけではありませんし、この方のやり方は「誰にでもできることではない」のですが、ひとつの方法だと思います。

 ここまでの売り上げを出すのはなかなか難しいことではありますが、小さな飲食店で人を雇わずに真っ当にやっている飲食店は、この不況でもちゃんとやっていけるんだな!と思いました。

 これから飲食店で開業しようと考えている方も、不況だから・・・と諦めずに「やり方」をもう一度考えてみるのもいいかもしれませんね^^