消費税。

 飲食店では、業者からの仕入れや、スーパーで買う食材、ボールペンやらセロハンテープやらちょっとした物を買ったりする時に消費税がかかりますよね。自分が買う(消費する)時は、消費税を払う側です。

 ですが、自分の飲食店でお客さんからお代をいただく側から見ますと、消費税を貰う(といいますか「預かる」)事になります。

 普段、買い物で払っている消費税はお店に払っているのではありません。お店に消費税を預けているのです。お店はこの預かった消費税を税務署に納めなくてはいけないのです。

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 そうやって消費税を払って買ってきた材料で料理を作って、今度は自分の飲食店で、お客さんからお金を頂戴する時に、また消費税をお客さんから預かるということになります。

となると、消費税があっちこっちで発生してしまいます。ので、

お客さんから預かった消費税ー仕入れとかで払った消費税

=税務署に納める消費税

ということになっています。

 消費税を8%の場合、108円(トマト自体100円、消費税8円)でトマト一個を買ってきて、お店で冷やしトマトとして540円(冷やしトマト500円、消費税40円)で売ったとすると、冷やしトマトで預かった消費税が40円、そこからトマトを買った時に払った消費税、8円を引いた額、32円が納める消費税の金額です。

 さてさて、この消費税、しっかり納めなくちゃいけない人と納めなくていい人がいます。このブログは「個人経営の小さなお店の始め方」なので、個人事業主について(会社じゃなくて)書きますね。

 【消費税を納めなくちゃいけない人(課税事業者)】

 前々年(2年前)の課税売上高が1000万円を超える人

 【消費税を納めなくていい人(免税事業者)】

 前々年(2年前)の課税売上高が1000万円より少ない人

というのが基本にありまして、課税売上高が1000万円を超えなければ、消費税は納めなくていいってことになっています。

という基本に加えまして、もうちょっと売上が多いといいますか規模が大きいといいますか、そういった事業者は、2年後からじゃなくて、次の年から消費税を納めてもらうよ!というルールがあります。

 これも個人事業主について書きますと、「1月1日から6月30日のあいだに課税売上高もしくは給与等支払額のどちらか低い方が1000万円を超えると、翌年から消費税を払う課税事業者になる」

というものです。

 普通に考えて「売上高」を「支払う給料」が超えることはありませんよね。なので、どちらか低い方ってなると「支払う給料」ってことになります。個人事業の場合、自分は給料をもらいませんから、半年で1000万円以上の給料を払う飲食店って結構な規模です。っていうか法人(会社)にしちゃった方がいいんじゃないかって気もします。

 で、まあ、1月1日から6月30日の間に支払った給料が1000万円を超えたら税務署に「課税事業者届出書」を出して、翌年から消費税を納めます。

 とは言っても、個人経営の小さな飲食店の場合、多分こっちがほとんどなんじゃないかと思いますが、確定申告する時に、その年の課税売上高が1000万円を超えていたら、税務署に「課税事業者届出書」を提出して、確定申告をした次の年(売上が1000万円を超えた次の次の年)から消費税を納めます。

 まあ、ザックリ言っちゃうと、とりあえず課税売上高が1000万円を超えた年の2年後は消費税を払うんだってことです。

 それ以後、課税売上高が1000万円を毎年超えるようであれば、2年後からずっと消費税を納めていくことになります。が、1000万円を下回ったら、その2年後はもちろん、消費税を納めなくて良くなります。免税事業者ってことですね。

 消費税。結構面倒といいますか、まだまだ、おさえておかなくちゃいけないことがあるんです。

 長くなったので、消費税その2に続きます〜。

 課税売上高(かぜいうりあげだか)についても書こうと思っていますが、消費税のイメージをつかむってことで言えばザックリ課税売上高=売上高で問題無いと思います。

書きました!⇒課税売上高について