仕入れ業務用スーパー

 個人経営の小さな飲食店を開業するにはをテーマに書いているブログです。

 仕入れの話3です。仕入れの話1では、小さな飲食店などでは、いろいろな仕入れ方法があるよーというようなことを書きました。仕入れの話2では業者から何が貰えるの?について書きました^^

 今回の仕入れの話3では、「業者の価格」「業務用スーパー」についてです。



業者価格について

 「業者の価格」の「業者」というのは、配達してくれる業者さんのことです。前日に電話やファックスやネットで注文をしておけば、お店まで届けてくれます。毎日のことですから、とても助かります^^

 とても助かるのですが、たとえば「グラニュー糖1kg欲しいんだけど、いくらかな?(私)」と訊くと、

 「どれくらい使われますか?(業者)」などと訊かれたりします。

 「うーん、週に1kgくらいかなあ(私)」などと答えます。

すると、「では、今日明日くらいにはお見積もりをお持ちします(業者)」といった具合になります。

 これはどういうことかといいますと、飲食店によって、物の仕入れ価格が違うってことです。業者が会社に戻って上司とかに相談して『この店はこのくらいしか買わないからこのくらいの値段だな』とか『この店はこんなに買ってくれるからこの値段だな』などということが決められるんです(多分)

 たくさん買って使うお店の価格と、ちょっとしか買えない小さなお店では仕入れ価格が変わってくるんです。

 なので、値上げのお知らせなどには、

 グラニュー糖1kg  +10円

という風に書いてあります。それぞれお店によって価格が違うので、それぞれのお店の今の価格に10円プラスですよ。ということです。

 たくさん仕入れるお店は、安く物が買えるのは仕方がないことです。とはいえ、やはり個人経営の小さな飲食店にとって、業者と強気の交渉ができないのは辛いところです。



小さなお店の味方、業務用スーパー

 そこで「業務用スーパー」をもっと利用する。ことを考えました^^

 私のお店は関東にあり、私が通っている業務用スーパーは関東には数店舗あります。この「業務用スーパー」は、名ばかりの業務用スーパーではなく、飲食店の営業許可証を持っていないと会員になれません

 この業務用スーパーは、生鮮野菜から、鮮魚、肉、卵、乳製品、さまざまな冷凍食材から加工品、お酒、調味料、ラップや調理道具まで、全てとは言いませんが、ほとんどが揃います。

 そして、お店なので当たり前ですが、値段が決まっています。なので、ぱっと見てこの商品がこの値段ならいる、とかいらない、がその場で決められますし、生鮮品なら物を見て買うことができます。

 業者に配達してもらうと「何だこれ!!!」というようなものを持ってこられたこと数知れず・・・。

 私の店から、この業務用スーパーまでは車で片道50分ほどかかりますが、1週間に1回くらいのペースで通っています。

 週に一回とはいえ、3,4時間かけて買いだしに行くのは、ちょっと大変ですが、その分しっかりとコストも抑えいい物も買え、更に新しい食材なんかも見つけられたりするので、行く価値があります^^

 もちろん、配達してくれる業者さんが駄目だ!といっているのではありません。業者さんは配達してくれることを含めた金額ですし、やはり届けてくれるのは助かります。

 ただ、私のような小さな飲食店にとっては、こういった業務用スーパーは非常に使い勝手がいいんですね。

 あ、そうそう、その業務用スーパーの名前は『METRO』メトロといいます。

 もしも、通えそうな店舗が近くにあるようなら、一度見てみるのもいいかもしれませんね。おそらく事前に連絡しておけば見せてくれると思います。

 METROと同じく、ネット販売で業務用の食材を卸しているところも、飲食店の大きい小さいにかかわらず、どの店舗でも同じ価格で買うことができるので、そういったサービスを利用してみるのも選択肢のひとつです。

 東京と千葉、神奈川、埼玉の一部ですが、当てはまるならのぞいてみてください。

、九州で捕れた魚
 小さな飲食店の仕入れで、一番難しいのが鮮魚、お魚です。  もちろん、市場に出かけていってものを見て買えれば一番いいんでしょうけど、市場に行く時間が取れなかったり、市