行動

 飲食店で独立開業するためには、実際に何から行動するのか?

 今、飲食店もしくはそのほかのお仕事をされていて、独立を考えている方、お仕事は辞めないでください



飲食店を開業するために仕事を続ける

 私は飲食店の事情しか分かりませんが、多くの職場が、必要な人数ぎりぎりで仕事をこなしている、という状況だと思います。なので、辞めたいと言ってから実際に辞めるまでに時間が掛かってしまう、ということは良くあります。

 早めに辞める支度をして、ゆっくりと独立開業の準備をしたい・・・と考える方もいるかもしれません。

 それでも、今働いているのであれば仕事は続けてください。

 ひとつには、飲食店で独立をするという初めての事を始めるわけですから、どこでどんな自分の知らない事と直面するか分かりません。もしかしたら、仕事を辞めたはいいけれど、自分のお店を出すところまでたどり着けないかもしれません。

 なので、近々独立開業したいと考えています、と会社の上司なり、チーフなりシェフに伝えておいても良いと思いますが、まだ何も決まっていない段階で”独立するので辞めます”は思いとどまってください。

 そしてもうひとつ、有り余る資金がある方はいいのですが、日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)などで融資を受ける場合は、審査の時点で”無職”というのは不利になります。

 普通はそうですよね。融資を受けられるかどうか、まだ決まっていない状況で仕事を辞めてしまっていること自体が”計画性が無い”と取られても仕方がありません。

 何年も働いてきた職場で”今もちゃんと働いている”という事実は、その人を信用するひとつの要素になると思います。

 仕事をしていないと融資を受けられない、という事ではありませんが、わざわざ、不利になるようなことはしないでください。

 法律的にはひと月前でいいとは言っても、”来月いっぱいで辞めさせてください”とはなかなか言いにくいものです。ですが、もう少し飲食店での独立開業が具体化してから、辞める方がいいと思います。

 飲食店に限らずですが、独立開業するということは、命までは掛けませんが、人生を掛けて始めることです。その職場を辞める事も真剣に根気よく話せば、周りも理解してくれるはずです。

 まず何から行動するのか?

 逆に”行動しない”ということになりますが、”仕事を辞めない”ことです。

 飲食店は休みが少ないところも多いです。が、その少ない休みをフル活用して準備をして行くのです。結構大変です。でも、飲食店で独立開業することを”決めた”のですから、頑張りましょう。