個人経営の小さな飲食店を開業するにはをテーマに書いているブログです。

 飲食店の種類やスタイルによってはあんまり関係のない話になってしまうかもしれませんが、飲食店をつくる前に考えておきたいことのひとつ、カウンター席とテラス席についてです。

飲食店にカウンター席をつくる、つくらない?

カウンター席
カウンター席をつくるか、つくらないかという話の前に、そもそもラーメン屋とか鮨屋とかバーとかカウンターありきの業種の話ではありませんので、あしからず^_^

 カウンター席って、個人経営の小さな飲食店でもわりとつくることが多いように思います。少ないスペースを有効に活用して少しでも客席を増やして、一人のお客さんも入りやすいように、と。

 混んでるお店に数人で入ろうとすると、「カウンター席なら空いてるんですが、、、」と言われることもよくあることだと思います。



 カウンター席が要らない、駄目だ〜というのではありません。が、たまに完全に死んでるカウンター席ってありますよね。つくったはいいけど、あんまり座る人がいない。一人のお客さんも明るい窓ぎわのテーブル席に行っちゃうみたいな。

逆にカフェとかで窓ぎわというかガラス張りのところを一面カウンター席にしていたりすると、そこから埋まっていったりします。

 私が借りた居抜きのお店には、もう無理やりと言うしかないような作りのカウンター席がありました。狭くて、作り付けの動かないベンチシートで、キッチンの真ん前で、誰も座るはずのないカウンター席が。
 そこは席としては使わず、生ビールのタンクやら使わないものを入れておく棚にして、布で覆っておきました。

 居心地の良いカウンター席をつくるか、カウンター席をなくしてなんとかテーブルを配置できないか、しっかりアイディアを詰めていきたいところです。

 安易にカウンター席も作っとくか、は危険です。あとから変えるのも難しいですからね^_^

テラス席をつくる、つくらない?

テラス席

 テラス席。これはカウンター席以上にクセモノです。

 私が借りた居抜きの店舗も、テラス席がありました。いや元テラス席と言うべきか。テラス席だったところをぐるっと壁で囲って屋根を付けて室内にしたつくりになっていました。

 大家さんに、どうして外のテラス席をやめて作りなおしたのか?と尋ねたところ、やっぱりテラス席は使える時季が限られていて、本当に一瞬だけなんだそう。

 真夏と真冬は言うまでもないですが、それ以外の季節でもテラス席でちょうどいい気温の時季というのはすごく短い。それ以外の時は席が無いようなものです。もちろん雨の日、風の強い日なんかも使えませんから。室内に作りなおしといてくれて良かったです。ほんとに。

 カウンター席以上に使われていないテラス席は本当によく見かけますよね。

 とはいえ、テラス席というのはなにか抗えない魅力があるのは確かです。冷暖房、雨風の対策を立てる、もしくは使えない時季がほとんどだということを踏まえて、インテリアとしてテラス席をつくる^_^とか。

 こんなにテラス席が使えないとは思ってもみなかったよ!とならないようにはしておきたいですね〜