個人経営の小さな飲食店を開業するにはをテーマに書いているブログです。
先日、一通のダイレクトメールが私のお店に届きました。それはUR都市機構というところからのダイレクトメールで「URテナント」の紹介というものでした。
「UR賃貸」ならよくテレビでコマーシャルしてますよね。前の公団住宅ですよね。
URテナント?聞いたことないな~。
で、中身を読んでみると、おっ!これはなかなかいいんじゃないのかな?と思ったので、ここでURテナントについて書いてみますね^^
これから飲食店に限らず独立開業しよう!という方は選択肢の一つとしてURテナントを入れてみるのもいいと思います。
まず、URテナントとはなんなのか?
UR都市機構はたくさんのUR賃貸住宅を管理しています。その多くはビッグな団地で、その団地に住んでいる人やその団地の近所に住んでいる人が便利に暮らせるように団地内に貸店舗があるのです。
それがURテナントです。なので単に貸店舗を斡旋しているだけでなく、住宅に住んでいる人には利便性が、お店をやっている人には顧客が付いてくる、という仕組みになっているんですね!
私が「URテナント」を紹介しよう!と思ったのはこれだけが理由ではありません。普通の貸店舗では考えられないメリットが他にもたくさんあるんです。
●開業資金の軽減
URテナントで必要なのは賃貸料の6か月分の「敷金」「家賃」「共益費」のみです。
例えば10万円の家賃で共益費5千円のURテナントを借りる場合
60万円(敷金)+10万円(前家賃)+5千円(共益費)=70万5千円
でお店が借りられる!ということです。普通の貸店舗では、まずありえません。
礼金、手数料、更新料というものはありません!!羨ましい!!!
●チャレンジスペース?
URテナントには「チャレンジスペース」というものがあります。どんなものかといいますと「新たに商業店舗を経営しようとする方に対して開店から最長で6ヶ月間無料で施設を貸与し開業希望者の起業支援を行うこと」なんだそうです。
すごすぎます!!もちろん、競合店(同じようなお店)がないかとか、お店の経営能力があるかとか当たり前の条件はあるようですが。
この二つで、かなり開業資金の敷居は下がったのではないでしょうか?
まあ、団地の中の店舗ですから、スナックやら深夜営業のバーなどは駄目ですが、食べ物屋さんなら問題ないと思います。
メリットはまだあります。
●保証人不要
UR都市機構が定める申し込み資格があれば保証人は建てる必要がありません
●住宅付店舗
住宅付の店舗もあります。もちろん住宅は住宅の家賃が掛かりますが、店舗と住宅が一緒になっているのは便利です。
これだけのメリットがあるのですから、一度は考えてみない手はないですよね^^
「チャレンジする人を応援します テナント募集中!!」とそのダイレクトメールには書いてありました。
応援しすぎでしょ!URテナント、恐るべし!!