本業の飲食店の経営でバリバリ売上を伸ばしていくことはもちろん大事ですが、それと同時に副業で副収入を得ることで、飲食店の経営をよりスムーズに、生活をちょっと豊かにすることができるんじゃないかと。
ここで紹介する”副業”は、この記事のタイトルにあるように飲食店の店舗の空きスペース、空き時間を利用した副業です。
お店にちょっと空いているスペースがあれば始められる、ちょっと空いている時間があれば始められます。
この副業は飲食店の立地によるところが大きいですが、特別な知識も勉強も、費用もいらないので「うちの店舗ならいけそー」なら登録しておいて損はしないかと思います。
さらに空きスペース・空き時間を利用した副業を始めることで、本業の集客にもつながるかもしれません。
もくじ
飲食店の空きスペースで副業 ecbo cloak
ecbo cloak(エクボ クローク)は、店舗の空きスペースを荷物置き場として貸し出すサービスです。
観光や仕事でその土地を訪れて「せっかく観光に来たのだから、ゆっくり楽しみたい」「荷持を預けてスマートに訪問先の会社を訪れたい」と思っているのに、荷物を預けるコインロッカーを見つけられず、仕方なく一日スーツケースをゴロゴロ引っ張り回している観光客、ビジネスマンが多くいます。
そんなコインロッカー難民の多くの人と飲食店をはじめとする店舗の空きスペースとをマッチングして有効活用しようというサービスです。
都市部や観光地などではコインロッカーが不足しています。特にスーツケースなどの大きな荷物が入るコインロッカーは少ないことから、荷物を預けることができる店舗の需要が高まっているのです。
荷物をどこかに預けたいお客さんからするとスマホで簡単に荷物を預けられる店舗を探すことができるサービスになっています。
ecbo cloakは飲食店にとってどんなメリットがある?
- ■収入になる
副業だから当たり前だけど、荷物を預かることで店舗を有効に活用して副収入を得ることができます。 - ■コストが一切かからない
飲食店側は ecbo cloak(エクボ クローク)のサービスにオーナー登録をするだけなので、副業を始めるのに一切費用はかかりません。登録するのにも維持するのにも、退会するのにもお金は掛かりません。荷物を預かったらチャリーンと副収入が入るだけです。 - ■手間も最小限
飲食店側がすることは、お客さんが荷物を預けに来たことを確認して、荷物の写真を撮ることだけです。あとは荷物を預かって、取りに来たら渡すだけです。
お金のやり取りは事前にクレジットカードでecbo cloak(エクボクローク)のサービス内で済んでいますし、預かった荷物の破損や盗難の保険もecbo cloak(エクボ クローク)内でしっかりとかかっています。 - ■集客にもつながる
荷物を預かるサービスは、飲食店でご飯を食べない人の荷物も預かるのですが、荷物を預けるついでに荷物を引き取るついでに、その飲食店を利用するお客さんも多くいます。飲食店ではユーザーの約3割が荷物を預けるついでに店内サービスを利用するというデータがでています。 - ■デメリットは?
デメリットは特に無いと思いますが、ecbo cloakの荷物を預かるサービスは「多くのお客さんが車で来る」立地の店舗には不向きかと思います。車で来れる人はそもそも荷物預けないですからね。
ecbo cloakに登録する前に
- 荷物を預かるといくら入るの?
- 最大の辺が45cm以内のバッグサイズの荷物 150円/個
最大の辺が45cm以上のスーツケース等 300円/個 - たくさんの荷物は預かれないんだけど大丈夫?
- 受け入れる荷物の数は指定できるので大丈夫です。その数以上の荷物の受け入れ予約は入りません。
- ずっとお店にいないと駄目なの?
- 荷物を預かることができるとしている時間帯は、飲食店の営業時間・休憩時間にかかわらずスタッフがいなければいけません。店舗に誰もいなくなる時間帯がある場合は休日(荷物を預けられない日)として設定する必要があります。
- 荷物を預けに来なかったらどうなるの?
- 荷物を預ける予約が入っているのに来なかった場合でも、予約分の料金は振り込まれます。予約管理のページから「チェックインへ来なかった」を押すだけです。
飲食店がecbo cloak(エクボ クローク)に登録することにリスクはありません。
都市部や観光地、イベントやスポーツの競技場に店舗を構えている飲食店ならとりあえず登録しておくことをおすすめします。
飲食店の空き時間で副業 SPACEMARKET
SPACEMARKETってどんなサービス?
SPACEMARKET(スペースマーケット)は、飲食店の空いている時間や定休日にお店をレンタルスペースとして貸し出すサービスです。1時間単位から貸し出すことができます。
せっかく素敵にデザインした飲食店の空間を有効活用して、使っていない時間帯に貸し出して副収入を得ることができるのです。
スペースを借りたい人の使い方は、パーティやイベント、展示会、撮影会、ロケ撮影など様々です。
スペースマーケットに登録するのにお金は一切かかりませんし、想定されるあらゆる事故や損害から守るための補償サービス(保険)もあるので、安心してお店を貸し出すことができます。
キッチンも付いていることがレンタルスペースとしての飲食店の魅力ではありますが、キッチンに入られたくない場合は、キッチン利用不可でも登録することができます。
スペースマーケットで多く登録されているのは、イベントスペースや貸し会議室など貸し出すための施設が全体の4割くらいを占めていますが、レストラン、バー、ホテルといった普段営業している飲食店も2割くらいの登録がされています。
飲食店のスペースをレンタルするプラン
スペースマーケットでは飲食店のスペースをレンタルするプランを自分で設定して、金額や内容を自由に決めることができます。
例えば、
【写真撮影プラン】 1500円/時間
キッチン設備利用なし 客席スペースのみのご利用になります
【パーティープラン】 5000円/時間
キッチン設備利用あり キッチン設備、調理器具、食器やグラスを使用することができます
【一日貸切プラン】 40000円/日
24時間貸切 キッチン設備利用あり キッチン設備、調理器具、食器やグラスを使用することができます
※ゴミ(45L)で500円で処理いたします。お持ち帰りされる場合は無料です
オプションプランとして、「生ビールサーバー使用 8000円/樽」とか「飲み放題プラン2000円/人」とか「立食プラン 5000円/人」といったスペースレンタルなのか、飲食店のただの貸切予約なのか分からないプランを設けている飲食店もあります。
その他飲食の持ち込みの可否や原状回復、キャンセル料についてなどの細かい注意事項についても書くことができます。
SPACEMARKETに登録する前に
- スペースレンタルの相場はいくら?
- 立地やスペースの魅力によって様々で1円/時間というところもあれば10000円/時間というところもあります。
が、小さな飲食店で都心に店舗を構えている場合、3000円/時間〜5000円/時間くらいに設定している店舗が多いです。 - SPACEMARKETの手数料はいくら?
- 発生した料金のうち30%がSPACEMARKETに、70%が登録飲食店に入ります。
- 飲食店の備品が壊されたらどうするの?
- スペースマーケット内でのすべての利用について、損保ジャパン日本興亜保険のスペースマーケット保険が適用されます。損害額は1億円が限度なので、大抵のことは保険でカバーすることができます。
飲食店をSPACEMARKETに登録するのに、費用は一切かかりません。店舗の有効活用、副収入を得るために登録しておいて損はないサービスです。
飲食店の駐車場で副業 特P
飲食店の駐車場を貸し出して副収入を得る副業です。
「特P(とくぴー)」というサービスを使えば、飲食店の定休日や営業していない時間帯だけ駐車場、駐車スペースを貸し出す。駐車場に余裕がある飲食店なら、比較的暇な平日のみ車3台分だけ貸し出す。といったこともできます。
都市部や駅近、競技場などイベントが行われる場所の近くは、もちろん駐車場の需要は大きいのですが、そういったところでなくても「取引先の会社に駐車場がない」とか「ちょっと友人宅に」とか思わぬ需要があるのが駐車場です。
「特P」に登録するのは無料です。もちろん、設備投資やランニングコストも一切かかりません。駐車場、駐車スペースのある飲食店は登録しておいて損はないと思います。
特P(とくぴー)に登録する前に
- 特Pでの駐車料金はどうやって決めるの?
- 駐車料金は自分で設定できます。周辺のコインパーキングより安めの金額設定がおすすめ。
- そんなに広いスペースはないんだけど登録できる?
- できます。登録する時に車種やサイズを指定することができます。また、バイクのみ駐車可でもOKです。
- 駐車場の貸出時間は短くて何時間から?
- 最小4時間から設定できます。
- 登録するのに何が必要?
- ■「全体写真」「駐車場写真」「周辺写真」の3種類の写真
■駐車場の位置が分かる簡単な図
■駐車場の幅、長さなどのサイズ
があればすぐに登録することができます。
2018年10月31日までに登録すると、新規登録者に最大5000円がプレゼントされます。(先着600駐車場、郊外は3000円)