『個人経営の飲食店を開業するには?飲食店を始めるには?』をテーマに書いているブログです。少しでもお役に立てれば嬉しいです^^

 私は、料理人です。が、自分でお店を始めるということは、当たり前ですが、料理人であると同時に、経営者にもなるということになります。



 飲食店を始める人の多くは、少なからず飲食店での経験のある方だと思います。

 飲食店の経験、大きく分けると二つですね。ホールと調理です。

 私は、調理の経験しかありません

 料理人は職人です。基本的に美味しいものをお客さんに食べてもらうことが、満足につながります。

 ですが、経営的にみると、もちろんお客さんの満足度というものは大事ですが、それだけではいけません。

 材料をふんだんに使って、手間暇かけて作ったものを安くお客さんに提供すれば、もちろん喜んではもらえますが、当然利益は出ませんよね。

 開店当初、私のお店に来てくれたお客さんは、とても喜んでくれましたが、私はといいますと、長い時間仕込みにおわれ、しかも手元にお金が残りませんでした・・・。

 いくらお客さんに喜んで貰うといっても、採算を度外視してはお店が続けられなくなってしまします

 そんなアホなことするか!!と思われるかもしれませんが、小さなお店ではお客さんとの距離が近く、職人気質な料理人は、ついついやりすぎてしまうということがあるんですね。

 もちろん、開店当初は採算度外視で、まずたくさんのお客さんに来てもらう、というのもひとつの手ではありますが・・・。

 一料理人として、お客さんに満足してもらうということと、同時に、しっかりと採算を取って、お店を経営していく、売り上げを、利益を上げていくということも意識していきたいですね。