「個人経営の小さな飲食店を開業するには」をテーマに書いています。
あるテレビ番組に楽天イーグルスの野村監督が出ていました。
その番組の司会者が野村監督に”野村監督は精神論がお嫌いと言うことですが・・・”と言ったところ、監督は
”嫌いと言うか、アスリートに求められるものとしては体力、気力、知力があるけど、プロの選手にとっては体力、気力と言うのは当たり前。体力はもちろんのこと、やる気(気力)が無いのならやめたほうがいい。プロ野球選手が本当に鍛えなければいけないのは知力だ”
と言っていました。
飲食店ではプロ野球選手ほどの体力は要りませんが、そこそこの体力と気力、知力は必要だと思います。
私が独立を決めた要因のひとつに”もう、他人のためには頑張れない”と言う思いがありました。
飲食店など多くのサービス業の労働環境は結構きついものがあります。体が資本を地で行きますからね^^
ここで偉そうなことをいうつもりはありません。ですが、自分で飲食店を始める、独立開業すると言うことはなかなか大変です。
独立すると言うことは、今の倍働く覚悟が必要とよく言われます。
本当にそうだと思います。飲食店で独立開業してみて思うことは、人に雇われていた頃より大変だと言うことです。
もちろん、その分大きな喜びや達成感、うまくいけばお金も得られるかもしれません。
今、働いている飲食店の労働環境がきついから、独立開業しようと考えている方は、少なくとも今以上に働く覚悟をしてから独立開業に踏み切ってくださいね。
ちょっと、偉そうに厳しいことを書いていしまいましたが、実際に独立開業をして、借金だけが残ってしまった、と言うケースが少なくないんです・・・残念ながら。
「飲食店で独立開業する」も選択肢の一つです。が、「独立開業しない」と言うことも選択肢の一つとして考えてみてください。
小さくても自分の城、を頑張って続けていくぞ~と言う覚悟(気力)が無いのであれば、プロではやっていけません。
プロフェッショナル=お金を稼ぐと言うことならば、飲食店で独立すると言うこともプロですよね^^