課税売上高が1000万円を超えたら、消費税を納めなきゃいけないんです。と消費税のところで書きました。ん?「課税売上高(かぜいうりあげだか)」って何?
まあ、ぶっちゃけ、普通に飲食店を営業している分には課税売上高=売上高と考えていても、問題無いと思います。1000万円行くか行かないかくらいの売上の場合はちょっと気にした方がいいところもあります。
課税売上高って何か?と言いますと、「消費税がかかる売上高」です。
飲食店で、料理や飲物を売って、お客さんからお金を頂く時には消費税がかかります。(飲食店の売上はほぼこれですよね)なので、課税売上高です。
飲食店に限らずですが、何か物やサービスを提供してお金を頂く、という普通の経済活動には消費税がかかります。ので、そういったものはみんな課税売上高になります。
課税売上高に入らないものはどんなものかといいますと「免税取引(めんぜいといひき)」「非課税取引(ひかぜいとりひき)」「不課税取引(ふかぜいとりひき)」です。まーーー似たような言葉がずらっと出てきました。。。
私のような飲食店だけやっている普通の庶民にはあんまり関係ないことが多いのですが、ざっっっっっくり、説明します。
免税取引 海外への輸出の売上。
非課税取引 土地の売却、住居用の家屋の賃貸料など。有価証券の売却。利息の受取。
不課税取引 寄付金やお祝い金、香典など。税金の還付金。損害賠償金、配当金、保険金の受け取りなど。
ね、
あんま関係ないでしょう?
輸出もしないし、土地も売らないし、貸す家屋も持ってないし、お祝い金とか香典とか、どう考えたって「売上」じゃないし。。。
ちょっと注意しておきたいのは、自分の飲食店で使っていた建物とか車とか備品とかを売却した場合は、それも課税売上高に入ります。車、備品とかは、まああるかもしれませんね、冷蔵庫やテーブルを買い替えたり。
飲食店に使っていた建物を売るとかってなると、かなりの額になりますが、このブログは個人経営の小さな飲食店の話を書いていますので、、、
課税売上高のザックリとした説明でした〜。