個人経営の小さな飲食店を開業するにはをテーマに書いているブログです。
飲食店を開業するために考えなければいけないことはたくさんありますが、今回考えることは食材とか備品を保管しておくスペースについてです。
食材はの保管は、冷蔵庫、冷凍庫に入れるものと、外に出しておいていい乾物があります。乾物というのは「昆布」や「干ししいたけ」はもちろんですが、缶詰やらお米やら、パスタやら粉類など冷蔵、冷凍保管しなくていいもの全般をそう呼んだりします。
できれば飲食店開業の前に保管スペースを確保
自分の飲食店の規模、スタイルに合わせたサイズの冷蔵庫、冷凍庫が必要で、これは割りとしっかり考えるところなのですが、意外とそれ以外の食品(乾物)やキッチンペーパーやトイレットペーパー、ラップにアルミホイル、クッキングシート、スポンジにたわし、割り箸にストロー、コースターや紙ナプキンなどの飲食店で使う備品、普段は使わないけど、いざというときに必要な調理器具や器、グラスの類、、、、こういったものを保管しておくスペースって、後からどこに置くかー?となりがちです。
そして、実は結構なスペースが必要なんです。
私のお店はめっちゃ田舎にあって無駄に広かったので、一部屋を丸々冷凍ストッカーなども置いて、食材から備品から、使わないお皿、グラスなどもそこに放り込んでおくことができました。これはもの凄く、楽で広い保管スペースがあることはすごく良かったです。
都心や繁華街など家賃の高いところの店舗では、なかなかそういったスペースをがっつり取るということは難しいですが、飲食店を設計する段階で(居抜きでも多少内装に手を入れるのであれば)、この保管スペースをどうやって確保するのか考えておきたいです。
ちょっとした棚なら自分でも取り付けられますし、実際お店を始めてからちょいちょい棚を取り付けたりは良くします。
が、開いているスペースに吊り戸棚を取り付けたり、作り付けの家具を工夫して保管スペースを作ったり、スケルトンからの設計で床を上げるのであれば床下に広大な保管スペースを作るとかはプロにお願いしないと難しいです。
食材、備品などの保管スペースは、あればあるだけ使ってしまいます。
小さな飲食店の場合、置き場所をあっちに移してみたりこっちにしまってみたり、いらない備品は自宅に持って帰ったり、食材の仕入れをこまめにするなどの工夫は当然必要になってきますし、そうせざるを得ないのですが、少しでもそのストレスを減らすべく保管スペースを許す限り確保したいものですね。